みなさん日々の生活の中でストレスを感じる事が多くあるかと思います。
本日はそんなストレス社会と呼ばれる現代社会において、今すぐに実践したいストレス解消法を紹介していきます。
✔ストレスが与える影響とは?
ストレスとは、刺激によって反応している心の状態のこと。
職場での人間関係、生活習慣や環境の変化、仕事上のストレスなど
様々な事が原因となって大きなストレスを生み、心に大きな影響を与えます。
しかしながら、マイナス要素にばかり目がいってしまいますが、上手に付き合う事で人間を成長させる原動力にもなり得ます。
大事なのは、それらのストレスや環境の変化をどう受けとめるか。
また、目的を持って何かを取り組む過程において、前向きに取り組む事でそれを乗り越え、充実感や達成感を感じるのは良いストレスだそうです。
逆に悪いストレスというのは、気候の変化への不快感、上司のパワハラに対する怒りなど、やる気が失せたり心身の負担になるようなネガティブが先行してしまう類のもの。
そういった悪いストレスの解消法を紹介していきます。
森林に入ると思わず深呼吸をしたくなりますよね。
心身ともにリラックスする効果があります。
森林には、「フィトンチッド」と呼ばれる木々から発する成分があり、
ストレスの緩和や疲労効果がある事が科学的にも実証されています。
また、自律神経のバランスが整うため、不安や鬱など精神的な疾患の発生を抑え、ストレスから来る身体の不調が収まる効果があるとされています。
近くに森がない場合は、公園や登山、植物園に行ってみてはいかがでしょうか。
私はお寿司やラーメン、スープカレーが大好きです。
好きなものを食べる事ももちろんストレス発散になりますが、
もう少し科学的に考えていきましょう。
まず注目したいのが「セロトニン」です。
「セロトニン」は安らぎの脳内物質と言われており、心を安定させるのに大切な働きをします。
「セロトニン」を作り出すのに大切な栄養素が必須アミノ酸のトリプトファンと、ビタミンB6です。
トリプトファンは体内で作る事が出来ないため、食べ物で摂取しなくてはいけません。
トリプトファンとビタミンB6の両方が多い食材は、マグロや肉の赤身、レバー、カツオなどです。
次に注目したいのがストレスホルモンが分泌されにくくなる「ヨーグルト」です。
腸の調子を整えてくれる事もあり私は毎日食べるようにしています。
フランスで行われたプロバイオティクス(乳酸菌やビフィズス菌)をマウスに与えた実験でも、プロバイオティクスを摂取したマウスは、摂取していないマウスに比べて、不安に関連する行動を示すことが少なく、ストレスホルモンの分泌も少なかったという結果があります。
また、人間に対する実験でも、多量に摂取した人間は、そうでない人間よりも「心理的苦痛」のレベルが低下し、不安感が抑えられ質の良い睡眠を取ることができたそうです。
睡眠には、日中のダメージを細胞レベルで修復し、翌日にストレスを持ち込まないリセット効果があります。
良質の睡眠を取ることで、精神的な安定にもとても良い影響があります。
そんな睡眠でも注目したいのは、日中の「昼寝」です。
私も営業職時代には、よく車の中で15分くらい寝てさぼっていました睡眠を取っていました。
この15分睡眠には、疲れがぐっと取れる、睡眠不足が解消される。集中力が高まり仕事効率がアップする、など良いこと尽くめです。
そして15分睡眠が終わったら、太陽の光を浴びましょう。
太陽の光を浴びることで脳が覚醒し、すっきり目覚められます。
その2に続きます。